つまり、MouseOverという名称のVisualStateを作成し、そこで色をオレンジ色に変化させるという外観定義を行うだけで、Buttonコントロールの上にマウス・カーソルが重なったときに、自動的にButtonコントロールの色がオレンジ色に変化するという動作を実現することができる。なお、外観定義はVisualStateコンテンツ・プロパティ(Storyboardプロパティ)に対して、Storyboard(アニメーション)を設定するという方法を用いる。 ちなみに、Silverlight 2の各コントロールの既定のVisualStateGroupとVisualStateの名称は、MSDNライブラリのコントロールのスタイルとテンプレートで確認できる。 では、具体的なXAMLコードで、その宣言方法を見ていこう。下記のコードは、先ほどまでのコントロール・テンプレートにVSMの設定を追加し、コント