世界でヒットしたスマホゲーム「アングリーバード」「クラッシュオブクラン」は、いずれもフィンランド生まれ。 とくにクラッシュオブクランを開発したスーパーセルは昨年度、わずか170人の従業員で年間2000億円を超える売上を叩きだす「勝ち組」ゲームメーカーだ。 日本企業が“スマホゲームの輸出”に苦戦する一方、なぜフィンランドからはヒット作が連発しているのだろう? フィンランドの巨大スタートアップカンファレンス「SLUSH」開催前日、イルッカ・パーナネンCEOに話を聞いた。 同CEOは国内企業を「家族の1人」とみなす発想に成功のヒントがあったと話していた。そこには、ゲーム産業だけでなくあらゆる企業に通じる、フィンランド流の「逆転の発想法」が隠れていた。 キーワードは「地元のコミュニティー」つまりはジモティー意識だ。 地元の開発者コミュニティーが支え いまでこそ注目されているが、フィンランドゲーム産
![「トップは社員の下につけ」「競合は友と思え」フィンランド逆転の発想法 (1/4)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e0d2bd23e410e77fd97e11203fc4a6ba187384d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2015%2F11%2F20%2F1600538%2Fl%2F14c32ed2d3452004.jpg%3F20200122)