2010年8月7日のブックマーク (1件)

  • 『ゾンビランド』(ルーベン・フライシャー/2009) - maplecat-eve’s blog

    チネチッタ川崎レイトにて『ゾンビランド』。上下逆さにされたカメラが燃え上がる星条旗を捉えたそのバックに、ジミヘンが演奏するアメリカ国歌が爆音で鳴り響く、というファーストショットから、この作品の価値を信じていいと思った。このような精神はアメリカの偉大なミュージシャンが反骨の意思を表明した様々な名盤のジャケットデザインを想起させる。たとえば星条旗の星を銃弾で撃ち抜いたスライ&ファミリーストーン。近いところでは星条旗を白黒に塗り替えたアウトキャストやトータス『スタンダード』のジャケットを思い出してもいいだろう。気でバカを展開する(言うまでもなく気というところが重要だ)この映画の、「アメリカ」に対する距離のとり方、「天涯孤独なロードムービー」としての「家族の発見」という展開は、何も物語に深みを与えるために取って付けたようなアイディアではない。さらに個人的に最も面白いのは、映画自体が「ハリウッド

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    halfstory
    halfstory 2010/08/07