佐々木俊尚さんが「多様性とは挿入である」といったことを書かれていた。 社会を新たな価値観に染め上げるのではなく、新しい価値観を挿入するのだという。Aという価値観、Bという価値観があればそこにCという価値観を挿入するのが多様性のあるべき姿であると。理想論としてはその通りだと思う一方、疑問がある。ダウトだ。つまりCを挿入した結果AとBの距離が開くこと、その距離・格差こそが多様性の本当の問題であるように思う。 note.com 多様性に反論すると言えば弱者をないがしろにするのかという批判がくるため、即座に封殺されることになる。社会的立場がある人であればそのようなことを言うことすらできないだろう。なので匿名であるこのブログで書いていくことにしよう。 一般に多様性と言う時、僕達は弱者を包摂する価値観と捉えているけれど、実態を振り返ってみればむしろ「弱者をつくる」ことに寄与していることに注意すべきだと