教師が生徒を評価する際、何の決まりごともなく好き勝手に評価をしては公平性を保たれにくいですし、もしかしたら教師の個人的な感情で評価を変えるなんてことにもなりかねません。そのため教育の場においては、あらかじめ評価の方法が決められています。現在は国内の公立校すべてで到達度評価という評価法を採用しており、この評価法における設定する目標や、判断の目安のことを評価規準や評価基準といいます。二つの言葉の違いを区別するために、評価規準は「のりじゅん」評価基準は「もとじゅん」などと呼ばれているようです。 生徒を評価する際の目標や判断基準となる現在国内の公立校のすべてがこの評価規準や評価基準といった違いのある評価法である、到達度評価を採用しています。到達度評価は目標に準拠した評価方法で、あらかじめ目標を設定してどれだけ達成できたかで生徒を評価する方法です。この到達度評価を用いる際に設定する到達目標を評価規準