二〇二一年版防衛白書が閣議に報告された。権威主義的統治や海洋進出の動きを強める中国の動向に注目すべきは当然だが、新型コロナウイルス感染症という安全保障への新たな脅威に関する分析は十分と言えないのではないか。 二一年版は、昨年と同じ表現で中国の軍事動向に強い懸念を示した上で、米中関係に特化した項目を新設。「台湾をめぐる米中対立は一層顕在化する可能性がある。台湾情勢の安定は、わが国の安全保障や国際社会の安定にとって重要」と初めて言及した。
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