ブックマーク / www.countryteacher.tokyo (4)

  • 横道誠 著『アダルトチルドレンの教科書』より。基本事項と理論と実践を同時に学べる教科書です。 - 田舎教師ときどき都会教師

    アダルトチルドレンという言葉にエンパワメントの機能があるという説明は、かんたんに納得できた。ぼく自身、じぶんの問題や境遇に名称が与えられて、大いに力づけられた。ぼくは親の良いところも知っているから、毒親とか親ガチャとかいう言葉には正直に言って、抵抗を感じる。でも、こういった言葉を使えることでようやく声を出せるようになる人もいることは充分に理解できるから、否定的に捉えようとは思わない。毒親の問題には遺伝性があると知った。ならば親子関係に介入し、子育てを支援する公的な体制づくりが必要だと思った。 (横道誠『アダルトチルドレンの教科書』晶文社、2024) おはようございます。おそらくどこの小学校でもそうですが、6年生の子どもたちは、いわゆる「縦割り班活動」によって、毎月、ちょっとした自治を経験することができます。ざっくりいうと、 1~5年生は参加者で、6年生は主催者。 主催者って楽しいんですよね

    横道誠 著『アダルトチルドレンの教科書』より。基本事項と理論と実践を同時に学べる教科書です。 - 田舎教師ときどき都会教師
    hamadaaki
    hamadaaki 2024/07/07
  • 坂口恭平 原作、道草晴子 漫画『生きのびるための事務』より。のぞめば不思議な、事務の世界よ。 - 田舎教師ときどき都会教師

    少なくとも日の学校の先生は、自立して生きる道を知りませんよ。 坂口恭平 原作、道草晴子 漫画『生きのびるための事務』(マガジンハウス、2024) こんばんは。いやはや、手厳しい。坂口恭平さんも「手厳しいね、ジムはいつも」と返しています。続けてジム曰く「はい。だって彼らは皆、我々が払ったお金べているんですから。《事務》の視点で見ると、彼らは先生ではありません」云々。 手厳しい。 教員採用試験の応募条件に「自立して生きる道を知っている人」と付け加えたら、おそらく教員採用試験の倍率はさらに低下し、0.1倍を切るのではないでしょうか。そうなったらもう、教員不足どころの騒ぎではありません。ジ・エンドです。それこそ、 手厳しい。 では、どうすればいいのか。簡単です。授業に「自立して生きる道を知っている人」を呼べばいいんです。たったそれだけのことです。国語算数理科社会など、例えば6年生だったら12

    坂口恭平 原作、道草晴子 漫画『生きのびるための事務』より。のぞめば不思議な、事務の世界よ。 - 田舎教師ときどき都会教師
    hamadaaki
    hamadaaki 2024/06/23
  • 宮地尚子 著『傷を愛せるか 増補新版』より。傷を抱えるすべての人に、この本を勧める。 - 田舎教師ときどき都会教師

    わたしは臨床ではもっぱらアドバイスをする側であるが、「なんでこれくらいのことができないの?」と思うことは正直多い。例えば、自分を守ること、人との距離を保つこと、自分の気持ちを抑えること、独りでいること。そんな「普通の人」にとっては簡単なことでも、患者さんはできなかったりする。でも、「ああ、彼女はいつも溺れそうな気持ちで生きているんだな」と気づけば、もっと寄り添える。 (宮地尚子『傷を愛せるか  増補新版』ちくま文庫、2022) こんにちは。お酒の席でわざわざ校長にお酌をしに行ったり、出勤したときにわざわざ校長室に足を運んで挨拶をしたり、そんな「普通の人」にとっては簡単なことが、私にはできなかったりします。正直、そういった場面を見るのもイヤです。生理的に、脳神経的に、無理。 なんでそれくらいのことができないの? 校長と仲良くなった方が自分のやりたいことができるじゃん。合理的じゃん。そもそも学

    宮地尚子 著『傷を愛せるか 増補新版』より。傷を抱えるすべての人に、この本を勧める。 - 田舎教師ときどき都会教師
    hamadaaki
    hamadaaki 2024/05/06
  • 横道誠 著『解離と嗜癖』より。現実と幻想が交錯する、癖になる旅行記です。 - 田舎教師ときどき都会教師

    初めて仙台駅から出た瞬間、その仙台という街にすぐさま好印象を抱いた。駅前に高架橋が張りめぐらされていて、それがむかしの人が想像したら近未来という感じで、カッコよいと思ったのだ。ふだん暮らしている人にはどうでもよいものか、場合によっては厄介なものかもしれないけれど、僕はその高架橋を行ったり来たりして、ワクワクするのを感じた。エスカレーターがついているから、昇り降りは負担にならない。 (横道誠『解離と嗜癖』教育評論社、2023) こんばんは。もともと好印象でしたが、仙台に《すぐさま好印象を抱いた》という横道誠さんに、さらなる好印象を抱きました。学生時代を過ごした、我が母校のある街を《カッコよい》って褒めてくれているわけですから。当事者紀行の国内編と銘打たれた『解離と嗜癖』の目次を見て、ワクワクするのを感じたんですよね。あっ、仙台にも行ってる(!)って。横道さんへの傾倒は、もはや「嗜癖」レベルか

    横道誠 著『解離と嗜癖』より。現実と幻想が交錯する、癖になる旅行記です。 - 田舎教師ときどき都会教師
    hamadaaki
    hamadaaki 2024/05/03
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