JRの社内用無線を傍受し動画投稿サイト「ユーチューブ」に音声を公開したとして、新潟東署が電波法違反の疑いで、新潟県内に住む30代の男性会社員を書類送検していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。書類送検は4日付。 捜査関係者やJR東日本新潟支社によると、男性は2月、新幹線の社内用無線を傍受しユーチューブ上にアップロードして、安全に関わる運行情報を漏らした疑いが持たれている。パソコンのIPアドレスなどから男性を特定。男性は鉄道ファンだったという。 新潟市で4月に開催された先進7カ国(G7)農相会合のテロ警戒の一環で発見され、新潟支社が同署に相談していた。