日銀は27日、金融政策決定会合を開き、短期金利をマイナス0.1%、長期金利(10年物国債利回り)を0%程度に操作する現行の金融政策の継続を賛成多数で決めた。同時にまとめた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、足元の物価の低迷を反映して2017年度の物価上昇率見通しを従来の1.5%から1.4%に下方修正する一方、2%の物価上昇目標の達成時期は「18年度ごろ」のまま据え置いた。 黒田東彦総裁が午後に記者会見して決定理由を説明する。
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政府は、高齢がん患者に対する抗がん剤治療の効果について大規模な調査に乗り出す方針を固めた。高齢者にとって身体的な負担の重い抗がん剤投与による延命効果を疑問視する声もあるため、大規模調査に基づく科学的分析が必要と判断した。高齢化が進む中、がん治療のあり方に一石を投じる可能性がある。【秋本裕子、岡大介】 抗がん剤はがん治療に効果を発揮するものの、痛みや吐き気、肺炎などの副作用を伴う。特に高齢者では、若年層や中年層と比べて他の病気を併発していることも多く、抗がん剤による副作用で体力や気力が落ちることで、結果的に延命効果は限定的になるのではないかという指摘が医療界にある。また、高価な抗がん剤の使用拡大は医療費の押し上げ要因になっている。 厚生労働省や国立がん研究センターは、2007~08年に同センター中央病院で受診した約7000人のがん患者を対象に予備調査を実施した。 がん種別(肺がん、胃が
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