大がかりな仕掛け舞台と大量の水によるダイナミックな演出で知られる「水族館劇場」による芝居興行「もうひとつの この丗のような夢 ―寿町最終未完成版―」が9月1日から、横浜市中区寿町の仮設舞台で始まった。建て替え中の寿町総合労働福祉会館跡地に劇団員自らが野外劇場を建て、隣接する空地ではアート作品を並べた「るなぱあく(移動遊園地)」も同時開催している。 水族館劇場は、座長の桃山邑、看板女優の千代次らが中心となり、1987年に旗揚げした。以来、北九州の炭鉱跡・港湾地区や、神社仏閣の境内に野外劇場を設置し公演を続けてきた。数十トンの水を扱うなど野外劇場ならではの大仕掛けが特徴。2017年4月には、芸能の聖地・花園神社(新宿区)で公演を行い、全10公演、2,300人を動員した。 今回の水族館劇場2017年夏興行「もうひとつの この丗のような夢 寿町最終未完成版」は、現代アートの国際展・横浜トリエンナー
11月30日に閉館する民間小劇場「相鉄本多劇場」(横浜市西区南幸2)で11月20~23日、劇場ゆかりの劇団が集まる「アディオス・アミーゴ!~さらば愛しき相鉄本多劇場」が開催される。 26年の歴史に幕を下ろす「相鉄本多劇場」のステージ 相鉄本多劇場は、相鉄ビルマネジメントが運営する映画館や飲食店がある「相鉄ムービル」3階に、横浜初の小劇場演劇専用劇場として1988年12月にオープン。「アディオス・アミーゴ!」は、劇場の閉館を聞いた演劇関係者などが、劇場への感謝の気持ちを込めて企画。4日間の期間中、劇団のほか、バンド、クラウン、ダンサーなどさまざまな表現者が、短編演劇、ダンス、ライブ、相鉄本多劇場回顧トークなどを行う。 同劇場では、気軽に参加できる交流会「横浜演劇サロン」が行われており、多くの劇団関係者などがつながりを作ってきた。サロン参加者を中心に趣旨に賛同する団体やパフォーマーに呼びかけて
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