ファブラボ関内(横浜市中区相生町3)は9月8日、「障害を持つ方々を支えるものづくり」をテーマにした公開トークを行う。 当日は、社会的認知度の低い障害を持つ人の悩みを解決しようと立ち上げられた、キーボード操作が困難な人向けの入力デバイスの開発、3Dプリンターを活用した義足作り、オストメイト(人工肛門人工膀胱保有者)支援アプリ開発の3つのプロジェクトを紹介する。 「キーボード操作が困難な人向けに新しい入力デバイスを開発したい」は、3年前に脳出血で倒れ、左半身麻痺を持つ佐々木龍文さんが体験をもとに立ち上げたプロジェクト。身体障害者や高齢者でも簡単にパソコンを使うことができるよう、肘と手首だけで操作できるデバイスの開発に取り組んでおり、現在、クラウドファンディングを使ってインターネット上で開発資金の応援を呼びかけている。 「『2本目の義足』で人生をさらに楽しむ社会づくり ~3Dプリンターを活用した
前田正子: 横浜市では高齢関係の予算が必要になるなかで、事業に優先順位をつけようと敬老祝い金を減らしました。「敬老祝金を切るぐらいなら、前田さん、無駄な公共事業を止めるべきだ」とみなさん必ずおっしゃいます。でも公共事業関連の都市整備費は減っています。 地方の高速道路はわかりませんが、60年代の首都圏近辺の建築ブームは、東京オリンピックのために首都高などを整備したものですので、それがいよいよ耐用年数を迎えつつあります。 80年代頃にアメリカが財政難のために都市基盤整備をせずにいたところ、橋が落ちたりしましたよね。日本でも、財政難の地方では震災で橋が落ちてしまったけれど補修費がないという例もあります。財政難のために危険な橋も補修できず、使用禁止にしている所もあるほどです。 そういう中でこれ以上、都市基盤整備費を減らすことができるかというと……。借金まみれで収入がない時代ですが、これからいよいよ
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