「ダルちゃん」第12話 | ダルちゃん | 花椿 HANATSUBAKI | 資生堂 ダルちゃん12話、読みました。 両手を挙げて降参です。 他人の心に訴えかけることのできる物語を紡げる人達というのは、精神医学や心理学で武装し、傷つき、病んでいる人の心を「癒そう」とするヤカラよりも、ずっとか「人の心」の機微をワカっておられるものなのだ、ということを思い知らされる描写力。 ヤラレました。 11話で、サトウさんからは、ダルちゃんに話しかけない、というのにもヤルなあ、と思っていましたが。 全くカンケーないかもしれませんが、ヴィゴッツキー(教育心理学とかではきっと名前がしられていそうなピアジェに並ぶ、ロシアの天才心理学者)のゾーン・オブ・プロクシマル・ディヴェロップメント(発達近範疇...とかかな?)という概念を思い起こすエピソードです。 ヴィゴッツキーは、37歳で早世する直前に、自己中心的言語の