ブックマーク / matoyomi.hatenablog.com (14)

  • やりたいことが溢れたら時間の最適化を行えばいい/「本音で生きる」 - マトリョーシカ的日常

    先日、が「明日は付き合った記念日だね」と語りかけてきた。ケーキをべよう、と。子供の誕生日が過ぎてしまい、クリスマスまでそのような行事はなかったためと思われる。そうであったから、仕事帰りに近くの店でいくつかのケーキを買った。チーズケーキとモンブランとブルーベリー的なものだった。持ち帰りの時間を聞かれたので三十分ほどと答えた。でも実際はもう少し近い。家に帰ると猛スピードで息子が接近してきて、私が手に持っていた白い箱を見るや否や、瞬時に奪いとった。「だれのたんじょうび?」と聞かれた。「記念日だよ」と答えておいた。 メルカリの売り上げ金が残っていたので、適当なを買った。堀江さんの「音で生きる」というだ。副題に一秒も後悔しない強い生き方、と書かれていて、強く出たなと感じた。ざっと読んでみたが、前半の音でうんぬんというところはあまり参考にならなかった。私自身がすでに音で生きているからであ

    やりたいことが溢れたら時間の最適化を行えばいい/「本音で生きる」 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2018/09/19
    やりたい事を見付けるところから始めます(^^)
  • 実存の叙述 - マトリョーシカ的日常

    Photo by Jeff L on Unsplash 単語に関税がかけられているような貿易摩擦が終了した。私はなににおいても自由だし、このスピードは誰にもおいつけないし、周回遅れのわらびもちは水色で涼しげだった。そういう日々だ。西日豪雨からしばらく日数がたち、日常が少しずつ取り戻されつつある。コンビニの品揃えも充実してきたし、昨日通れなかった道が今日通れるようになっていた。思い出すこともたくさんあるだろうが、それと同様に忘れ去れたものも確かにあるのだ。知らんけど。 一般性相対性理論のことについて書こうと思ったが、ほとんど忘れてしまった。これからまた勉強し直すのも面倒だし、やる気がでたらまたやっていけばいいということにした。あの不変式論とテンソル理論の拡張は、いつかの夏に置いてきた。 D.  実在はなぜ1つの連続な場では決して表現できないかということに対しては、立派な理由を与えることがで

    実存の叙述 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2018/07/19
  • 昨日の雨のはなし - マトリョーシカ的日常

    私たちの目は多くても二つしかついていない。そのため、主観で語られる出来事というのはどうも散文的になりがちである。ニュースや新聞の記事の場合は、多数の人物や事象から情報を取得し、方向性の定まったレンズによってそれらを整理・編集する。非常にわかりやすい。何を書きたいかわからなくなってきた。 昨日は雨の中、車に乗って会社を後にした。道路は平常よりもずっと混んでおり、私たちはありふれた会話をかわしながら時間を潰していた。途中で線から脇道へそれたが、だいたい元のところへ戻った。あたりは暗くなった。時折、浸水している箇所を通行したが、なんとか通ることができた。スプラッシュマウンテンみたいだった。ふと、目線を横にずらすと、真っ黒な川が高い水位で流れているのが見て取れた。少しだけ心臓がはやく動いた。それからしばらく走ってやっと家の前に着いた。通常より二時間くらい長い道のりだった。お礼を言って車から降りた

    昨日の雨のはなし - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2018/07/08
    凄い雨でしたね(;-;)怖かった
  • どこにも行ける気がしたあの日。 - マトリョーシカ的日常

    「記憶に残る風景」 #地元発見伝 学生の頃、ぼくは何度もこの道を通った。あるときは雨で、あるときは晴れていた。大体は一人で行き来し、二人以上で連れ立って通る事は稀だった。「昔は悩みがなかったな」と簡単にものを考えるが、決してそうではなかった。あのときはあのときの悩みや苦しみがあったはずで、僕がそれを忘れているだけの事だから。 ひとがたくさんいるのが好きだったから、学校は好きだった。さらに言えば、僕に全く関与しない人が多かったから、学校が好きだった。不特定多数の中に埋もれて、僕は何もにもならず常に未知のまますぎていく日々は。はやかった。結局のところ、結局? そう、結局なのだが僕はなにがしかの個体として特定されてしまい、今ははこうして生きている。この道に特別な思い入れはないが、風が気持ちよかったのだけは覚えている。 地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」 風が強く吹いている (新潮文庫

    どこにも行ける気がしたあの日。 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/17
  • Ingress初心者日記 第五回 「白ポータルの群生地」 - マトリョーシカ的日常

    もう一週間も前の話になるが聞いてほしい。前回、巨大CF作成のプランを夢半ばで壊された僕は次の日もエージェントとして大地をしかと踏みしめていた。今日も社外研修があるが、開始が10時からとやや遅い。そこで僕は始発電車に乗って隣町のファームへ行くことにしたのだ。あたりはまだ暗くそして静かだった。プラットフォームでしばらく待つと、電車が来た。乗り込む。乗客は思いの外多かった。山を登りそうな老人たちと、休日出勤のサラリーマンと、旅行に行くであろう学生がいた。エージェントは僕だけだった。 目的の駅を降りて、シャッター街を通り抜けた。昨日がまだ続いているおっさんたちを尻目に、僕は今日を生きていた。雲はなく、遠くのほうから太陽がじんわりと顔を出し始めていた。ファームには白ポータルが群生していた。ポータルは大半が青か緑の陣営が支配しているが、どちらにも支配されていないまじりけのないものがある。それが白ポータ

    Ingress初心者日記 第五回 「白ポータルの群生地」 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/15
  • 【書評】宝箱にたどり着くには健やかな足が要る/「宝島」 - マトリョーシカ的日常

    「砂場の下に宝が埋まっている」 五歳のころ、そんな風説を耳にした。プラスチック製のスコップを振り上げて、みんなで公園の砂という砂をかき出したが、ブリキのおもちゃしか出てこなかったのを良く覚えている。しかし、友人Aが「これは金でできているんだ」とさも当然のように語り出すのだから僕はひょっこり信じてしまい、四五年はそのことを希望として毎日を生きていたような気がする。希望セール期間が終了しても、ロボットと会話が出来る友人Bの言葉に振り回されたり、未来が見えるとのたまうネット友人Cを崇めたりとまったく進歩がみられなかった。そんな事をしているうちに輝かしい十代は過ぎ去って、無限の可能性と有限の必然性とありあわせの金と出会わせた交友関係を所有していた大学時代も無と帰した。あとに残るは定職だけだ。 僕が宝を望んだのは、それがレバレッジのかかった代物だからだ。「最小限の努力で、最大限のパフォーマンスを」こ

    【書評】宝箱にたどり着くには健やかな足が要る/「宝島」 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/10
  • 月明かりの残業 - マトリョーシカ的日常

    シャッターが開く音がして目が覚めた。まだ頭はぼやけていて、手足の不自然なしびれに違和感を覚えていただけだった。何やら明るいものが遠くのほうに存在しているようだが、それはどうでもいいことだった。 シラバスが欲しいなと思った。卒業まであと何単位必要で、そのためにはこの曜日にあるこの科目をとるのが最も優れている選択だ、なんて決定づけてもらいたかった。まだ若いのに過去を振り返りたがるのは良い傾向とはいえない。僕は進む必要があるから。何に?何かに。 入社してから数えて三度目の残業をした。今日は皆既月があるというのに、PCのモニタばかりみていた。あれをこれして、これをあれする。単純作業は頭を鈍らせる。それでも脳内の変な部分は精度が高まっていき、昔の事を考えたり、未来の事を予想したりした。彼らが投げかけたあの言葉の意味は何だろう。十年後は何をして過ごしているのだろう、と。 残業後の高揚感をなんとかした

    月明かりの残業 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/09
    月食見れなかったです(;o;)
  • Ingress初心者日記 第四回 「ポータルキーの罠」 - マトリョーシカ的日常

    ぼくはえんらいてんど。 いつもと変わらない土曜の夜だった。社外研修から帰宅した僕は、Russell Hobbsの電気ケトルで湯を沸かしコーヒーを入れた。一昨日からコーヒー豆を切らしていて、今はネスカフェのインスタントコーヒーを利用している。フィルターも使わずにカップに粉を入れ、お湯をそそぐだけだ。なんだかカフェインを栄養素のように補給している気分になる。スリープ状態になっていたmacbookを開くと、chromeの検索窓に「intel map」と入力した。ingressの世界地図である。僕の住んでいるところは青(レジスタンス)が強く、所属している緑(エンライテンド)のポータルはぽつりぽつりと点在している。遠くから眺めると、青い布地にカメムシが付着しているようである。ためいきが漏れた。 「もうだめだ。このままではXM*1を利用した革新的なイノベーションを起こす事が出来なくなる」 しかし、地図

    Ingress初心者日記 第四回 「ポータルキーの罠」 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/06
  • 【日曜定点観測】ひたすらに歩く(20140928~201401004) - マトリョーシカ的日常

    あいさつ たまにコーヒーを飲み、人と語り合う。 書評書評】流されやすい僕とローマ人/「ローマ人の物語18」【感想】 - マトリョーシカ的日常 【書評】くしゃみでビショビショになった一万円札。/「学問のすすめ」 - マトリョーシカ的日常 【再読】幸せな人生の実装ボタンをさがそう/「僕は君たちに武器を配りたい」 - マトリョーシカ的日常 たるんできたお腹にイノベーションを起こしたい。 運動量 平均:10101歩 ちょっと縮尺がおかしい。 勉強 CADをひたすら頑張った。(再) 創作 何もしていない。たいへん! おいしかったもの カレーは期待を裏切らない。裏切るカレーをみた事がない。 心に残ったエピソード 白ポータルに出会った。とても嬉しい。 週刊はてな村リポート 交流 会社辞めて学生しながらフリーライターになります - さっきもUたやん もめごと 平和。 ブログ論/ブログカスタマイズ はて

    【日曜定点観測】ひたすらに歩く(20140928~201401004) - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/05
    裏切るカレー、僕も出会った事がない(^O^)
  • 【再読】幸せな人生の実装ボタンをさがそう/「僕は君たちに武器を配りたい」 - マトリョーシカ的日常

    イノベーションと変化 イノベーションは、既存のものの組み合わせにより生まれる。それゆえ、アイデアは全てが新鮮でピュアである必要はなく、むしろ手あかのついたものにこそ価値があるのだ。そのような体を後ろ盾にして、僕は日々手あかのついた作業着を着回している。機械油のよるシミは、何度洗濯しても落ちる事はなく、いつまでも布地に横たわっている。シンナーにわさびを入れたようなあの匂いは落ちるので、それは不幸中の幸いと言えよう。 『僕は君たちに武器を配りたい』は、若者に向けられたこれからの社会への指南書だ。内容は多岐に渡るが、要約すると「普通の勉強はだめよだめだめ。すごいことをやらかさなきゃ」となる。判りやすい内容と、オプティミズムに溢れたその文体は、若い意識高い学生を中心に高い評価を得ている。コモディティや、マーケティングなどの横文字の単語がいちいちかっこいいのも実に好ましい。冒頭に書いたイノベーション

    【再読】幸せな人生の実装ボタンをさがそう/「僕は君たちに武器を配りたい」 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/04
  • 記録-20141003 - マトリョーシカ的日常

    くるぶしソックスが似合わない季節になってきた。衣類は多く持たない人間だが、それでも衣替えをしなければいけない。下が長くなり、半袖が長袖になるくらいだが。 長い間、パンをべていない。コーヒーを入れるが、朝は常にごはんであり、弁当は白米主義をつらぬき通す。今晩の夕カレーだった。パンのどこに魅力を感じないのか、判らない。喫茶店ではサンドイッチを注文してもいいのだが、それもままならない。 職場は実に穏やかだった。冷え込んでいた朝とはうってかわって、昼間は暑かった。僕はひたすらに鉄を削った。抵抗の少ない切削方法は、きわめて精巧な形をつくった。よくわからない形だった。 アイアムレジェンドを観ている。人類が滅亡した世界で、たったひとりの生存者が生きる映画だった。「頼む、君はひとりじゃない」という呼びかけを、主人公は他のいるだろう生存者に向けてなげかける。ただ広いニューヨークの地へ反響する。

    記録-20141003 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/03
  • 【書評】くしゃみでビショビショになった一万円札。/「学問のすすめ」 - マトリョーシカ的日常

    勉強は嫌いではない。むしろ好きだ。字を読むことや、長い間じっとしていることは苦痛ではなかった。学生の頃は嫌いな科目はなく、どれも興味を持ちながら学ぶ事が出来た。社会人になってからも読書のペースを落とさなかったためか、最近はいろんな知識がやっと統合されてきて、ひとつの智慧になりつつある。 だからこそ不安になる。このまま普通の勉強を続けても、自分は何者にもなれないのではないか、と。実際そうなのだろう。どれだけTOEICのスコアを上げようが手当は増えないし、マクロ経済の観念を身につけても家庭のお財布事情は一向に変わらない。そして僕が求めたひとつの着地点が「よむ、かく、ものをつくる」なのだが、想いがめぐるばかりで何一つ形にはならない。 こうして僕はに逃げ込む。は黙っていも向こうから語りかけてくるため、自分で考える必要がないからだ。これはこれと言われれば、額縁通りに受け取って、睡眠学習よろしくた

    【書評】くしゃみでビショビショになった一万円札。/「学問のすすめ」 - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/02
  • Ingress初心者日記 第三回  - マトリョーシカ的日常

    思いがけないことに月曜が休みになったので、ingressをするために街へ出かけた。街は自宅から電車で三十分ほどの距離にある。自宅周辺のポータルは五つしかないが、ビルが立ちこめるそこは何百というポータルがひしめきあっている。電車で向う途中にもそのレタスの塔をめがけて、いくどもHACKしていた。 今回の目標はレベルを2から3にすることだ。必要なAPはあと6000。単純に計算すれば敵のポータルを60回HACKすればいい。「60回か……しんどいな」と思ったが、とにかく足を動かすことにした。動かなければ何も始まらない。ingressとはそういうゲームだ。 街には何度も来ているが、ingressのフィルターを通すとその景観はがらりと変わる。ポータルが見える限りどこまでも歩を進め、いつしか知らないところへたどりついた。寺院だ。僕は信仰心というものを持ち合わせていないので、このようなところへ訪れることは全

    Ingress初心者日記 第三回  - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/01
  • 【寄稿】ブログなんて時間食うだけなのになんで続けてるんだろ? - マトリョーシカ的日常

    寄稿。 久しぶりに寄稿していただいた。こちらのブログを書いている id:bern-kasteさんより。 けっこう読み応えのある文章なので、時間のあるときにどうぞ。 文。 はじめましてbernです。自己紹介はうざったいだけなのでさくさく記事進めていきます。 記事は「ブログなんて時間うだけなのになんで続けてるんだろ?」という内容を8213文字にてお届けします。 ではどうぞ。 ◆ ふと思った。なんで私はこんな時間掛けてまでブログをやってるんだろう? それは「サイト紹介」でも書いたように自分の気持ちを書き残しておくことが好きだからだし、単純に忘れてしまうことが嫌だからなんだと思う。 →サイトを紹介します!(ver3.2) けれどもそういうことを、ここで再考したいわけじゃない。 もう一歩進めた「ブログ媒体の価値」みたいなことについて考えをまとめておきたい。 ブログは時間の無駄? 以前に、「ブロ

    【寄稿】ブログなんて時間食うだけなのになんで続けてるんだろ? - マトリョーシカ的日常
    hamisaku
    hamisaku 2014/10/01
  • 1