「お金を返してくださいとお願いしている」。民主党の安住淳幹事長代行が23日、離党した前衆院議員らに選挙資金として渡した300万円の返還を求める考えを示した。安住氏は「別の政党に行って、民主党から受け取ったお金を使ってはならない。人間性が問われる」と批判している。大分市内で記者団に語った。 民主党は10月に小選挙区の立候補予定者に政策活動費300万円を支給。その後、13人の前衆院議員が離党したほか新顔で別の政党から出る人もいる。安住氏は返還請求書を送り、党の資金を引き出されないよう政党支部の口座の閉鎖も求めるという。 関連記事民主、離党届提出の13人を除名処分(11/21)小沢元環境相「ゲバラのように…」 民主3議員が離党届(11/19)解散表明後、民主離党届11人 活動費の返還要求へ(11/20)沈みゆく船?惑う民主 輿石氏「過半数は無理」(11/17)民主に衝撃、離党の動き加速 首相「