また今年も、日本生産性本部による労働生産性の調査結果が発表された。 @Pressというサイトにも。 日本生産性本部の労働生産性の国際比較のページはこちら。 昨年までとの違いはGDP新基準で算出されたこと。これは後述する。タイトルに【再掲】とした通り、まずは労働生産性の式を再掲する。 簡単に言えば、労働生産性が高い=就業者数に対してGDPが大きい、あるいは労働生産性が高い=GDPに対して就業者数が少ない。労働生産性が低い=就業者数に対してGDPが少ない、労働生産性が低い=GDPに対して就業者数が多いである。単純な割り算。 また「日本の労働生産性が低いのはサービスし過ぎるからだ」という、労働生産性の算出式を踏まえない発言が増えそうである。しかし、日本の労働生産性が低いのは、GDPに対して就業者数が多いからである。GDPはご存知の通り、世界で3位。 このサイトのものは2016年10月5日更新で、