朝日新聞、過去最大の赤字 コロナで苦戦―21年3月期 2021年05月26日21時28分 朝日新聞東京本社の社屋外観=東京都中央区 朝日新聞社は26日、2021年3月期の連結純損益が441億円の赤字(前期は106億円の黒字)に転落したと発表した。赤字は11年ぶりで、1879年の創刊以来、過去最大の赤字幅。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新聞などのメディア・コンテンツ事業、不動産事業がともに苦戦した。 評論家と飛鳥新社に賠償命令 朝日新聞の森友報道めぐり―東京地裁 売上高は前期比16.9%減の2937億円、本業のもうけを示す営業損益は70億円の赤字(前期は23億円の黒字)。繰り延べ税金資産の取り崩しが発生したこともあり、純損益の赤字額が大幅に拡大した。事業構造改革やデジタル、不動産事業の強化を進め、22年3月期の営業黒字転換を目指すとしている。 経済 みずほ銀障害 東芝問題 トップの視点