2015年11月、パリで自身初の個展を行ったインテリアデザイナーの森田恭通が、南青山に誕生するアートサロン「SCÉNE(セーヌ)」のオープニング企画として、日本での初個展「Porcelain Nude」を開催する。自身が内装を手がけたスペースで見せる新たな森田恭通の一面とはー。 日本のみならず、香港やニューヨークなど世界各国でインテリアデザイナーとして活動する森田恭通だが、本展で見せる作品はそのイメージとはまったく異なるものだ。展覧会タイトルにある「Porcelain Nude」の「Porcelain」とは「磁器」を意味する言葉。 森田は同シリーズについて、「デザイナーの立場で、以前から自分のデザインしたインテリアに合うモノクロームの抽象的な写真を探していたときに、限られたものしかないと感じていて、写真もずっと撮っていたし「自分で撮るか」となって撮ったのが今回展示する「Porcelain