「あんみつ」とか「みつまめ」と言ったら、「ババア」ですよね。 汚い言葉で不快に思うかもしれませんが、あえての「ババア」呼称です。どんな言葉よりもこれがしっくりくる。むしろあんみつの枕詞です。たらちねは母、あんみつはババア。 ババアはとにかくみつまめが好き。よく分からないあの豆を嬉しそうに食べてる。子供の頃は苦手だったはずのあの豆を、今ではまるで仙豆かのように求めてる。そしてババアはあんこも好き。ただでさえ好物のみつまめにあんこを乗せたあんみつなんて、そりゃもう大好物に決まってる。さらにババアは白玉も好き。「うちの子白玉大好きなのよ〜」とか言ってるけど、本当は自分の方が白玉大好き。だから好物のあんみつにさらに白玉が入った白玉あんみつなんて、この世のものとは思えない程のご馳走。 これが世間一般のババアとあんみつとの関係です。 今回はそんなあんみつの話です。そして私もババアです。 ババア感ゼロの