「新しい生活様式」にショックを受けた。そういう方は多いのではないだろうか。 安倍晋三首相は4日の記者会見で、緊急事態宣言を5月末まで延長することを発表した。そして、さらにその先の生活の見通しが示された。専門家会議が提言した「新しい生活様式」だ。 「新しい生活様式」とは、新規感染者数が減少し緊急事態宣言が終了した後、感染抑止と日常生活とを両立させるための手段だが、「買い物は1人、または少人数で。計画をたてて素早く済ます」「筋トレやヨガは自宅で」「歌や応援は十分な距離を取るか、オンライン」「食事は横並びで、おしゃべりは控えめに」「仕事はテレワークやローテーション勤務を推奨。会議はオンライン」といった、事細かな提案が続く。特に飲食店や小売店、スポーツジムなどの店舗経営者には、これでは緊急事態宣言がずっと続くようなものだと頭を抱えた人も多いだろう。 「観光地は人でいっぱい」1億5千万人が国内旅行