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  • 【精神薬学会】実践力高い薬剤師認定へ-精神科臨床の実務を重視 | QLifePro

    ■講習単位化で底上げ狙う 第1回日精神薬学会学術集会が23、24の両日、都内で開かれ、大会長講演で吉尾隆代表理事(東邦大学薬学部臨床薬学研究室教授)は、「薬剤師が医師と共に、主体的に薬物治療に関わる時代になってきた」と強調。精神科臨床における高い実践能力が求められるとして、実務経験を積んだ薬剤師を学会として認定していく考えを明らかにした。同学会が開催する講習会やワークショップへの参加を単位化し、一定基準に達した薬剤師を認定する構想。今後、新設した委員会で認定制度の詳細を検討していく予定だ。 吉尾氏 吉尾氏は、国内の精神科医療と統合失調症の薬物治療の変遷を振り返りながら、「以前と違い、今は薬剤師が主体的に薬物治療に関わり、医師と一緒に治療していく時代。薬剤師は重要な立場にいる」との認識を示し、「これからの精神科薬剤師は、積極的に研究を行っていく必要があり、学会発表や研究論文発表が求められる

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  • 緩和ケア病棟入院患者の機械浴、状態不安指数を有意に低下-京都府医大 | QLifePro

    機械浴に対する生理学的・心理学的な影響や安全性を科学的検証 京都府立医科大学は9月8日、緩和ケア病棟入院患者の機械浴に対する生理学的・心理学的な影響から、その安全性について科学的検証を行った結果を発表した。この研究は、同大附属病院看護部の藤早和子総括看護師長、大学院保健看護学研究科の岩脇陽子教授、山中龍也教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Japanese Journal of Clinical Oncology」オンライン版に掲載されている。 画像はリリースより 緩和ケア病棟では、清潔ケアとして機械浴が行われている。臥床したまま入浴できる機械浴は、安楽であることから患者からの希望も多いケアのひとつだ。しかし、緩和ケア病棟の入院患者に対する機械浴が、患者の身体面・心理的に及ぼす影響について、これまで科学的に十分に研究されていなかった。 生理学的には大きな変動を及ぼさず 研究グル

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  • 大脳皮質の発達に重要な遺伝子を解明、発達障害の新たな仕組みを明らかに-金沢大 | QLifePro

    自閉症など発達障害の一因と考えられているグリア細胞の発達異常 金沢大学は3月14日、高次脳機能の中枢と考えられている大脳皮質の発達の新たな仕組みを明らかにしたと発表した。この研究は、同大学医薬保健研究域医学系の服部剛志准教授、堀修教授らの研究グループによるもの。研究成果は、米国のグリア細胞研究専門誌「GLIA」オンライン版に掲載されている。 画像はリリースより 脳には神経細胞と共に脳を構成するグリア細胞が存在し、その数は脳の細胞の50%以上を占めると言われている。脳が正常に発達するためには、神経細胞とグリア細胞の双方が胎児期だけでなく生後においても適切に発達することが重要だ。生後の脳において神経細胞は長い突起を伸ばし脳内で複雑なネットワークを形成し、情報のやりとりを行うようになる。一方、グリア細胞は神経細胞のネットワーク形成や情報伝達を調節し、神経細胞の生存にも役立っていると考えられている

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  • 【日本精神薬学会】精神科薬剤師の役割議論-薬局は処方箋に「苦手意識」 | QLifePro

    精神薬学会の創立記念講演会が11日、都内で開かれ、シンポジウムで精神科医療における薬剤師の役割が議論された。多剤大量処方が問題となっている精神科領域だが、処方箋を応需する薬局薬剤師には苦手意識が存在していることが紹介されたほか、病院では定量的なデータを活用した臨床判断に基づき、一人の患者に一つの薬物療法を行えるような処方支援が重要な役割との意見が出た。 瀬野川病院(広島市)の桑原秀徳氏は、臨床業務に従事している薬剤師にとって、「観察しなければならない現象は患者のアウトカムにほかならない」と述べ、精神疾患患者の真のアウトカム評価には、定量的なデータの活用がカギになるとした。 医療従事者の方のみご利用いただけるコンテンツです コンテンツは医療に従事されるされる方のみがご利用いただけます。ご利用にあたっては医療者認証システム「QLM ID」でログインしていただく必要があります。 なお、利用

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  • 希少疾患・結節性硬化症。てんかんや発達障害と似た症状、脳腫瘍など予後不良の症例も | QLifePro

    患者は10,000人程度と推計、潜在患者も存在 ノバルティスファーマ株式会社が希少・難治性疾患をテーマに開催している3回シリーズのメディアセミナー。最終回となる第3回が3月2日に都内で行われ、慶應義塾大学医学部小児科学教室の高橋孝雄主任教授が「新世代の小児医療の使命について-結節性硬化症を例に-」と題して講演した。 慶應義塾大学医学部 小児科学教室 高橋孝雄 主任教授 結節性硬化症(TSC)は、遺伝子に生じた変異が原因で発症し、脳、腎臓、肺、皮膚など身体の様々な箇所に腫瘍や病変が現れる疾患。代表的な症状は、てんかん、発達障害、自閉症など神経系の症状と、顔面の血管線維腫だが、成長にしたがってあらわれる腎血管筋脂肪腫(AML)、肺リンパ脈管筋腫症(LAM)、脳室上衣下巨大細胞性星状細胞腫(SEGA)などは、予後を左右する。ただし、症状の有無や程度は個人差が大きく、全くてんかん発作のないTSC患

    希少疾患・結節性硬化症。てんかんや発達障害と似た症状、脳腫瘍など予後不良の症例も | QLifePro
  • 精神科領域で初のガイドライン効果検証開始-阪大 | QLifePro

    全国20の精神科医療施設参加 大阪大学は5月30日、全国の20の精神科医療施設が参加する「精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究(EGUIDE研究)」を開始したと発表した。精神科領域においてガイドラインの効果を検証した研究は未だなく、全く新しい試みとなる。 画像はリリースより この研究は、同大学大学院連合小児発達学研究科の橋亮太准教授、杏林大学医学部の渡邊衡一郎教授、東京女子医科大学医学部の稲田健講師らのグループによるもの。今年5月に研究代表施設である大阪大学の倫理審査委員会で承認され、これから全国の分担施設へと研究を展開する。 精神科医療では、薬物療法と心理社会学的療法が両輪となっているが、その実践については臨床家ごとのばらつきが大きく、よりよい医療を普及させることが必要とされている。例えば、代表的な精神疾患のひとつである統合失調症では、抗精神病薬の単剤治療を行う

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