（セ・リーグ、阪神１２－３ＤｅＮＡ、１９回戦、阪神１４勝５敗、２日、甲子園）「投手は女性心理であるべきだ」と言ったのは阪神永久欠番「１１」村山実です。もちろん女性のように繊細な神経をもって投げろということと、もう一つ村山さんが強調していたのは「いくら貧打でも、いつかきっと二枚目の王子様が私を迎えに来てくれる（点を取ってくれる）…と思い続けることが大事なんや」と。これは心理学でいう『シンデレラ・コンプレックス』というべきで米の女性作家Ｃ・ダウリングが指摘している。 つまり…だ。この夜の甲子園の先発はＤｅＮＡ今永。阪神は今季初登板の青柳だから心理的には青柳のほうが数倍不安。 だが…ＤｅＮＡの二塁手石川は一回の糸井の平凡なゴロを一瞬、目を離し併殺をミス。三回は一死一塁から北條の平凡なゴロをポロッとやり…チェンジが一、二塁となり…もう投手今永は心理的にはズタズタ。でも「いつかは王子様が馬車にのって

日本カヌー連盟は１１日、鈴木康大（３２）＝福島県協会＝が昨年９月のスプリント日本選手権で小松正治（２５）＝愛媛県協会＝の飲み物に禁止薬物を混入させた問題を踏まえ、選手のメンタルケアのためのカウンセリング制度を設けることを明らかにした。 問題の背景に鈴木が五輪出場を巡る争いで焦りを感じていたことがあり、古谷利彦専務理事は「ストレスを受け、強いプレッシャーの中で日々頑張っている選手が、悩みを打ち明けたり相談したりできる体制を早急につくりたい」と述べた。来週、専門のカウンセラーをスプリント選手の強化合宿に派遣する。 再発防止のため主要大会で設置する「ドリンク保管所」に監視カメラを配備する方針も明らかにした。３月の海外派遣選手選考会（香川県坂出市）からの導入を目指す。 連盟は同日、成田昌憲会長らがスポーツ庁を訪問し「こんな大騒ぎなことをしでかして誠に申し訳ございません」と謝罪した。対応した今里譲次

落語家の柳家花緑（４６）が２１日、フジテレビ系情報番組「とくダネ！」（月〜金曜前８・０）に生出演。自著で発達障害を告白して「生きるのが楽になりました」と心境を語った。 番組では大人の発達障害について特集。「学習障害」「多弁」といった発達障害を持つ花緑がゲスト出演した。花緑は字の読み書きが苦手だったことから、台本の漢字には全てルビを振り、落語のネタは自分で話したものを録音し、それを聞き続け頭で覚える。サイン会ではファンに先に名前をメモに書いてもらいサインしているという。 戦後最年少２２歳で真打ちに昇進した花緑。祖父が人間国宝・５代目柳家小さんであることに、「祖父がいなければ自分の価値がないみたいに思った時期があった。小さんの孫じゃなく、柳家花緑として世間の人にみてもらいたい」という気持ちが強かったという。 ４０歳を過ぎて発達障害と診断され、「人に喜ばれるような落語をやりたいし、そういう存在に

ニュースキャスター、安藤優子（５８）が１１日、フジテレビ系「バイキング」（月〜金曜前１１・５５）から「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」（月〜金曜後１・５５）へのリレータイムで、不倫疑惑について生釈明したお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之（４７）に追い打ち。宮迫が悲鳴を上げる場面が放送された。 「バイキング」で不倫疑惑について生釈明した宮迫に対し、「グッディ！」のＭＣを務める安藤が「宮迫さん、ご苦労さまでした」と声をかけると、スタジオから笑い声。宮迫は「ご迷惑をおかけします。すいません」と頭を下げた。 それでも安藤が「バイキングの坂上さんをはじめ、皆さんの愛を感じましたよ」と感想を述べると、ＭＣのタレント、坂上忍（５０）も「（番組に）出てくるっていうことが一つの大きな勇気ですから」とフォロー。「当然、釈明の責任がありますので…」と平身低頭の宮迫は、安藤から「長い２時間だったんじゃないかな」と聞

高視聴率を記録したＴＢＳ系「逃げるは恥だが役に立つ」に続く、面白そうなドラマが来年１月に始まる。女優、香里奈（３２）主演のフジテレビ系「嫌われる勇気」（１月１２日スタート、木曜後１０・０）で、こちらは前向きに生きるために役に立つドラマとして注目を集めそうだ。 同作は、心理学の三大巨頭の１人、アルフレッド・アドラーの心理学を分かりやすく解説し、シリーズ累計１８０万部を突破した同名自己啓発本を原案とする刑事ドラマ。人から嫌われようと、何ら気にする必要はないというアドラー心理学を地で行く、一匹狼タイプの嫌われる女刑事（香里奈）を通じて、心理学を学ぶことができる作品だ。 現在撮影中で、役を通じてアドラー心理学に触れている香里奈は「人間観察」を楽しむようになったという。先日行ったインタビューでは「人がしゃべっているときとか、感情を出しているときに観察をするようになりました。『この人、こうやって言って

歌手、ＡＳＫＡ（本名・宮崎重明）容疑者（５８）が２８日、覚せい剤取締法違反（使用）の疑いで警視庁に逮捕された。ヒガノクリニック院長で精神科医の日向野春総氏は「一刻も早く拘束して治療するべきだ」と警鐘を鳴らす。覚醒剤を一度やめてから再び使用を続けると、幻聴や幻覚などの症状が以前よりも強く出て、「誰かが自分を殺しに来る」「人の姿が見える」など被害妄想にかられ、人を刺すなど他人に危害を加えたり、自殺したりする可能性が高くなるという。そのため「逮捕して医療刑務所に入院させるか、精神科医にかかって強制入院させるか、この２つしか手はない」と話した。