奨学生への認証式 「保育士になる夢かなえて」−。児童養護施設を退所する若者を応援したいと、埼玉県に本社がある㈱ハーベス(前田知憲代表取締役)は今年度末に高校卒業見込みの人から返還義務のない奨学金を給付する制度を設けた。1日には初の奨学生に内定している県内の児童養護施設に入所する生徒やその施設長らを招き、認証式を行った=写真。 一般的な家庭で育つ子どもの大学などへの進学率は8割に上る一方、県によると、県の児童養護施設退所者では14%にとどまるという。 「ハーベス育英奨学金」は、4年制大学に進む場合、最大で750万円を給付。文系・理系によって授業料などの給付額は変わる。入学金は30万円を上限に給付し、一人暮らしをする場合は月5万円の生活援助金も出す。 対象は県内の児童養護施設か里親のもとで暮らす、今年度末に高校卒業見込みの人。 奨学生になる予定の女子生徒(18)は保育士資格が取れる短期大学に合
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