ピンク色に変わるうどんが人気、大阪電通大の学生が開発薄紫色のうどんにユズ酢をかけると、約１分で鮮やかなピンク色に変化－。大阪府寝屋川市河北東町の「四國うどん河北本店」で、色の変わる「電ツ～うどん」が話題を集めている。開発したのは同市の大阪電気通信大学に通う学生で、産学協同のコラボ商品としても注目されている。 イモ類に多く含まれ、ユズやスダチなどの酸性果汁に反応して変色する色素「アントシアニン」に着目。麺にムラサキイモの粉を練り込むことで、この不思議な現象を実現した。学生たちがビジネスプランを競い合う市主催のコンテストで、平成２６年度の優秀プランに選ばれた。 開発した大阪電通大工学部４年の樋口達也さん（２２）は「アントシアニンに着目し、科学的なアプローチをすることで、色の変化や風味が楽しめるうどんを目指した」と話す。 その後、市の依頼で地元企業の「四國うどん」が商品化に着手。ムラサキイモの粉を練り込んだ特製手打ち麺を開発した。料理長の柿本祐さ
