国立国会図書館の蔵書をインターネット経由で有料公開する構想が浮上しているという (asahi.com の記事より) 。 その背景には、700 万冊をデジタル化している Google ブックスの衝撃があった。国会図書館で現在公開している近代デジタルライブラリーは、著作権が失効した明治・大正期の書籍 15 万 6 千冊のみ。そこで、利用者から使用料を徴収し作家や出版社に分配することで、既存の出版ビジネスとの共存を図る目論見だ。 絶版 SF やミステリーを読みたい発作に襲われるタレコミ人としては、早期の実現を期待する。