前回のエントリーで、文章の書き出しに使える「脱兎文」と「龍頭文」の二つを紹介しました。 これらを「つかみ」にして読者の気持ちを文章に引き寄せるという手法は、もちろんBlogでも使えます。これは、RSSリーダーで流し読みしている人を掴まえるという目的だけではありません。 その文章に何が書かれているのだろうかと興味を持ってもらうことは、書いてあることを理解してもらう上でも重要です。 突然誰かに話しかけられると、声は耳に届いているけれども、「何を言っているのか」が分からない時があります。注意がそちらを向いていないと、脳がうまく解釈してくれないわけです。簡単に言えば「聴く準備が出来ていない」ということでしょう。 「書き出し」部分で、読者の気持ちを惹きつけるのは、文章に注意を払ってもらうことにつながります。つまり「読む準備」を整える役割です。 なんであれ、「書き出し」には役割があります。これはブログ