中国で不動産業界不安が強まっている。今回の震源は碧桂園だ。債券の利払い不履行を起こし、債務再編の準備を進めているとの観測が台頭、11日に株価は最安値を更新した。9日撮影(2023年 ロイター/Aly Song/File Photo) [香港 11日 ロイター] - 中国で不動産業界不安が強まっている。今回の震源は碧桂園だ。債券の利払い不履行を起こし、債務再編の準備を進めているとの観測が台頭、11日に株価は最安値を更新した。 碧桂園は今週、6日が期日だったドル建て債2本の利払い(総額2250万ドル)を履行できなかったと表明。10日には、粗利の低下や在庫の減損処理増加を理由に、上半期が最大550億元(76億ドル)の赤字になるとの見通しを示した。