大手コンサル内定の新卒者に試練-360万円支給、入社日は延期 Aashna Shah、Francesca Maglione ソフィア・オーガスティンさんはポモナ・カレッジ卒業を数週間後に控え、社会に出る準備がすべて整ったと考えていた。コンサルティング会社アクセンチュアから内定をもらい、8月からニューヨークで友人2人と一緒に暮らす予定だった。 そこに悪い知らせを告げる電話が入った。入社日を2024年4月まで遅らせるという。彼女だけではない。今年大学を卒業ばかりの他の数百人にも、この恐れていたニュースが届いた。オーガスティンさんはその代償として2万5000ドル(約360万円)の手当てを受け取った。急な変更に当初動揺したが、すぐに気持ちを切り替えた。マンションを転貸する相手を見つけ、東南アジアを皮切りに、外国旅行計画を立てた。 「新型コロナウイルス禍のせいで学生時代に一度も留学できなかった」と話