1963年三重県生まれ。月刊誌の編集者を経て、1993年に「大人養成講座」でデビュー。以来、大人モノの元祖&本家として、日本の大人シーンを牽引し続けている。 「大人力検定」「大人の超ネットマナー講座」「無理をしない快感」など著書多数。最新刊は「失礼な一言」(新潮新書)。 故郷の名物を応援する「伊勢うどん大使」「松阪市ブランド大使」も務める。 HP「大人マガジン」http://www.otonaryoku.jp/ 石原壮一郎「大人のネットマナー教室」 今や、ネットなしでは夜も日も明けません。しかし、メールにせよツイッターにせよSNSにせよ、その“マナー”や“ルール”は極めて曖昧な状態にあります。ネットの危険な落とし穴にはまらないために、ネットをさらに便利に楽しく使いこなすために、いろんな状況における「大人のネットマナー」を追求していきましょう。 バックナンバー一覧 ツイッターほど、はまってい
~ 専門家は語る(東京メンタルヘルスアカデミー所長 武藤清栄氏)【前編】~ 「儲かりまっか」「ぼちぼちでんなあ」 お馴染み、大阪人独特の挨拶だ。“ボケ”と“つっこみ”で会話が成り立つとされる大阪にはコミュニケーションの達人がわんさかいる。もっとも、これは今流行のロジカル・コミュニケーションなどではなく、あくまで普段のコミュニケーション力。つまり「雑談力」のことだ。 そのせいだろうか、10万人あたりのうつ患者数をみると、東京都(867人)や神奈川県(1081人)などに比べ、大阪は680人と少ない(厚生労働省調査)。たしかに、店先で「負けてえな」とねばり、電車で見知らぬ人に「飴ちゃん、いらん?」などと勧めている大阪のおばちゃんたちは、なんだかうつとは無縁な人々に思える。 「雑談力」の高い人は、うつへの抵抗力が強い――こう主張するのは東京メンタルヘルスアカデミーの武藤清栄所長だ。 「職場
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