「倒産」というと、赤字や負債によって起こるというイメージが強いのではないでしょうか。しかし倒産に至る本当の原因は「資金不足」です。実際、東京商工リサーチのデータによると、2020年に倒産した7773社のうち約半分が黒字であり、負債よりも資産のほうが多い会社でした。手持ちのお金が会社の明暗をどれだけ左右するのか、「6ヵ月間の無収入」でも倒産しなかった企業の例とともに見ていきましょう。 「固定費6ヵ月分の現金」があれば倒産リスクは低下 会社は、手持ちのお金がなくなった時に潰れる。これは言い換えれば、手持ちのお金があれば潰れる可能性はほとんどない、ということ。 つまり、経営で重要なのは資金繰り。稼ぐか借りるかして手元の現金を増やす。それだけで倒産リスクは抑えられる。 では、どれくらいの現金を持てば良いか? 目安は、固定費の6ヵ月分。 固定費は、売上の増減に関係なく発生する費用のこと。従業員に払う
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