消える救難捜索の「目」 安保戦略改定で部隊見直し―空自機、災害派遣で影響懸念 2022年12月25日07時00分 航空自衛隊の救難捜索機U125A(航空自衛隊提供) 国家安全保障戦略など安保3文書改定に伴い、北海道から沖縄県まで配備されている航空自衛隊の救難捜索機「U125A」が順次廃止される。反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有や宇宙・サイバーなど増大する任務に必要な人員・体制を確保するためだが、同機は消息を絶った空自機を捜す「目」の役割を果たしてきた。災害派遣、急患輸送にも使用されており、事故や災害時の対応への影響も懸念される。 洗濯にルール、電波ないけど娯楽はスマホ◆護衛艦に宿泊した・国際観艦式(上)【news深掘り】 空自によると、U125Aはジェット機で計26機配備。北海道、宮城、秋田、新潟、石川、静岡、福岡、宮崎、沖縄各県などの空自救難隊で運用されている。自衛隊機の事故発生時に搭乗