「週刊文春」(8月29日号)が報じた外国人在留資格を巡る口利き疑惑を受けて、辞任を表明した上野宏史厚生労働政務官(48)。この口利きの際、上野氏が、コーヒーの入ったカップを床に投げつけるなどして、お金を要求するよう、秘書に強要していた疑いがあることが、「週刊文春」の入手したメモでわかった。 上野氏の「口利き疑惑」とは、人材派遣会社「ネオキャリア」(本社・東京都新宿区)が派遣する外国人の在留資格について法務省に口利きすることで、同社からカネを得ようと画策したもの。小誌が先週号で入手、公開した政策秘書A氏との打ち合わせの録音データには「100人だから(1件2万円で)200万円」「ネオキャリアからお金もらう案件でやってんだから」などの生々しい音声が含まれていた。