新型コロナウイルスの反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」への寄付金で収入を得ながら生活保護を受給していたとして、大阪府警は8日、同会代表理事の無職、村井大介容疑者(53)=静岡県掛川市富部=を詐欺容疑で逮捕し、発表した。村井容疑者は「事実関係の確認がとれ次第、弁護士さんと相談してお伝えしたい」と黙秘しているという。 警備部によると、村井容疑者は4~7月、収入を得ていることを隠すなどし、大阪市此花区から生活保護費計約51万円をだまし取った疑いがある。 神真都Q会はホームページで寄付金を募り、村井容疑者名義の口座に今年2~7月ごろの約半年間で1044回、計7192万5635円が入金されていたという。村井容疑者は4~6月に6回にわたり計約620万円を引き出しており、府警はこれを収入とみている。 警備部によると、村井容疑者は4月ごろ、大阪市此花区から堺市に引っ越しており、引き出した金で新居で必要
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