れいわから届いた音響設備。蓮舫候補は良く通るスピーカーの音で得意の行革を語った。=27日夕、石神井公園駅前 撮影:田中龍作= 蓮舫陣営の街宣は時々音が割れて聞き取りづらいことがあった。音質が悪いと政策が有権者に浸透しづらい。街宣車に備え付けのスピーカーが粗悪だったためだ。 れいわの街宣のように、音楽コンサートで使えるような優れ物のスピーカーがあったらいいのに、と思い続けてきた。 きょう27日、街宣会場の石神井公園駅前に行くと街宣車はなく、演台があって本格的なスピーカーが置かれていた。《どこかで見たことあるなあ》。既視感たっぷりの代物だった。 選挙情勢について蓮舫陣営関係者と話しているうち、その関係者は「あのスピーカー、れいわから届いたんだよ。もちろん太郎さんも承知しているよ」と明かしてくれた。 れいわの党員(※)たちがすでに事実上のスタッフとして蓮舫陣営に入ってチラシ配りなどに汗を流してい
目下、小池百合子都知事(71)が先行し、前参議院議員の蓮舫氏(56)が追う展開となっている東京都知事選。劣勢を挽回したいなら、蓮舫氏は公約に「天下り撲滅」を加えてみるのがよいかもしれない。何しろそれは、小池都知事がついぞメスを入れられなかった都の「暗部」なのだから――。 【写真を見る】天下りで多額の報酬を手にする元側近・野田数氏 *** 「彼女は“東京大改革”などと言っていますが、“天下り撲滅”を訴えたことは一度もありません」 そう語るのは、『築地と豊洲』(都政新報社)などの著書で小池都政を批判してきた元都庁幹部の澤章氏だ。 「あえて言うならば、役人を手なずけるために、天下りを温存したほうが得だと思っているから残しているのではないでしょうか。そこに手をつけると、役人からの反撃を受けたり、関係がぎくしゃくしたりする可能性があるから、そういう面倒なことはやめた、という感じだと思います」 そして
20日告示された東京都知事選。3選を狙う“伐採女帝”小池都知事は、神宮外苑に続き葛西臨海水族園(東京・江戸川区)の伐採計画も着々と進めている。2028年の新水族園リニューアルオープンを予定しているこの改修計画。本館こそ保存されるものの、「水辺の自然」と呼ばれるエリアの樹木を伐採したうえで新館が建設される。都によると、計画敷地にある樹木1700本のうち、600本が伐採され、800本が移植、現地保存されるのは300本のみ。貴重な自然環境が損なわれるという批判が相次ぐ中、改修工事のため5月20日に同エリアは閉鎖された。 ◇ ◇ ◇ 大粒の雨が降る6月18日、記者が水族園に訪れると「水辺の自然」エリアの入り口にはフェンスが設置されていた。まだ重機などが入っている様子はないが、かつて多くの人でにぎわった場所は静まり返り、降りしきる雨音だけが響いていた。 記者は閉鎖される前日の5月19日に現地を訪
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