暴力団対策法などの規制を受けないため実態把握が困難とされる「半グレ集団」。その凶暴性は暴力団をしのぐともいわれ、9月には、大阪・ミナミで暴力沙汰を起こした半グレの〝残党〟とされる元格闘家の男が逮捕された 暴力団対策法の相次ぐ改正や暴力団排除条例の制定により、包囲網が狭まる暴力団。その隙間を埋めるように裏社会で存在感を増したのが、「半グレ」と呼ばれる不良集団だ。暴対法などの規制を受けないため実態把握が困難なうえ、暴力沙汰や飲食店への「みかじめ料」要求など傍若無人で凶暴な振る舞いはヤクザ顔負けとされる。9月、大阪・ミナミでトラブル相手を殴り負傷させたとして逮捕された元格闘家の男も、かつてミナミで猛威をふるった有名半グレ集団の〝残党〟で、新たな組織を立ち上げ、夜の繁華街で暴れ回っていたという。表立った活動が難しくなった暴力団が半グレを「シノギ(資金獲得活動)の実行部隊」にしているとの指摘もあり、
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