9月30日に投開票が行われることになった沖縄県知事選は、辺野古基地の建設を止めたい「オール沖縄」にとっても、辺野古基地の建設を進めたい自民・公明党にとっても「絶対に負けられない戦い」です。サッカーの試合だったら、負けたところで監督が悪口を言われて終わりますが、「選挙」というのは人々の暮らしに直接的な影響を及ぼすので、時には人が生きていけなくなります。もし、シングルマザーでギリギリの生活をしている人たちに「消費税10%」が導入されたらどうなるか。その先、もっと消費税を上げるべきだという声もあるので「消費税20%」になったらどうなってしまうのか。「選挙」というのは、そういうことを大きく左右するものなのです。 今回の沖縄県知事選は、普天間基地をそのままに、名護市周辺で暮らす人たちの頭の上をオスプレイや戦闘機が飛び交い、沖縄の東海岸に軍艦が並ぶ光景を作り出すかどうかを問う選挙になっています。と言っ