街頭デモで安倍政権を応援(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 昨年、国会前デモを社会現象に発展させたSEALDs(シールズ・自由と民主主義のための学生緊急行動)が、大きな話題を呼んだ。しかし、今、それに対抗するように「安倍政権賛成」を謳う大学生集団が現れた。その正体にジャーナリストの鈴木エイトが迫った。 * * * 参院選公示日の6月22日午後、JR郡山駅前(福島県郡山市)で街頭演説を行った安倍晋三首相の声に、もっとも力がこもったのは共産党に話題が及んだときだった。 「共産党は日米同盟廃止ですよ。自衛隊を憲法違反だとはっきり言っているじゃないですか! いったいどうやって日本を守っていくんですか!」 その前日午後6時──。東京・高田馬場駅前には、ラッパー風のSEALDsとは雰囲気が違う、就活学生のようなリクルートスーツに身を包み街頭演説を行う大学生集団が現れた。 「安倍政権を支えよう