低気圧や前線の影響で、三重県南部は18日夕方から夜にかけ、豪雨に見舞われた。尾鷲市、紀北町、大台町で1時間に120ミリを超える猛烈な雨を観測し、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表した。県などによると、尾鷲市三木里町の沓川、同市九鬼町の田海道川が氾濫した。 尾鷲市によると、時間雨量が規制値を超えたため、国道311号が18日午後2時半以降、一部区間で通行止めに。19日午前0時半現在、輪内地区の1075世帯、1750人が孤立状態になっている。紀北町によると、県道で土砂崩れがあり、同0時半現在、三戸地区の3世帯6人が孤立状態となっている。 尾鷲市は18日午後9時半、河川の氾濫や土砂崩れの恐れがあるとして、市内全域に避難指示を発令したが、19日午前0時になって避難勧告に切り替えた。18日には御浜町も一時、全域に避難指示を発令した。熊野市、紀北町、大台町では一部地域に避難勧告が出た。 大雨の影響で、J