92年、まだ日本にプロサッカーリーグが存在すらしていなかった頃。東京の外れのアマチュアチームにひとりの外国人選手がやってきた。彼の名は、アマラオ。後に「キング・オブ・トーキョー」と呼ばれることになる、ブラジルのトップ選手だった。 ブラジル代表を目前にして、極東のアマチュアチームに参加することになった彼の苦悩、家族への想い、そして芽生えた新たな夢──アマラオの半生を追ったドキュメンタリー映画『KING OF TOKYO O FILME』(10月11日公開)の完成を機に、”王”はそのすべてを赤裸々に語ってくれた。 ──まず、今回のドキュメンタリー映画『KING OF TOKYO O FILME』ですが、どのような経緯で作られることになったのでしょうか。 ※日刊サイゾーから映画『KING OF TOKYO O FILME』劇場鑑賞券とアマラオサイン入りプレスキットをセットにして5名様にプレゼント