吹奏楽器が男根のメタファーだという論理から、『響け! ユーフォニアム』というアニメ、ひいては日本のオタクカルチャーを児童ポルノ的であるとして批判するツイートが話題になったらしい。 news.biglobe.ne.jp 本人のツイートが本人によってまとめられている↓ togetter.com 「男根のメタファー」という言葉のキャッチーさから、未だにネタとして拡散されているようだ。 この「○○は男根のメタファー」と、なんでもかんでも男根のメタファーにしてしまう論理を世に知らしめたのは、精神分析の創始者であるS・フロイトだと一般的にはされている。 しかし、はたして本当にそうだろうか。僕は学部時代精神分析を専攻していて、特にフロイトについては一家言ある。良い機会なので事実確認をしておきたい。 「○○は男根のメタファー」の初出は? フロイトは人間の「無意識」について明らかにするために「夢」と「錯誤行