昨年のロンドンオリンピックでは銅メダルの獲得に沸き、高額な放映権料を目当てに毎年のように国際大会が日本で開催されるバレーボール。2011年のワールドカップでは、テレビ放送された全日本の試合のほとんどが視聴率10%を超え、女子大会の対アメリカ戦では24.1%を記録するなど、数字だけを見れば非常に人気の高いスポーツである。しかしその人気の裏で、全日本に選出されている選手たちのほとんどがプロ選手ではないことを知っている日本人はどのくらいいるのであろうか。 サッカーで言えばJリーグ、野球でいえばセパ両リーグのように、バレーボールにもVリーグと呼ばれるリーグ戦が毎年行われていることは比較的認知されているであろう。昨年の全日本女子の試合をテレビ中継で見ていた方であれば、Vリーグの中にもVプレミアリーグとVチャレンジリーグが存在し、サッカーで言うJ1がVプレミアリーグ、J2がVチャレンジリーグにあたると