記録的な豪雪により発生した新潟、群馬県境付近の関越自動車道の車の立ち往生は、解消までに約52時間を要した。立ち往生に巻き込まれて身動きできなくなった場合、車内で暖を取りながら除雪作業を待つことになるが、政府が導入に本腰を入れる電気自動車(EV)は長時間の立ち往生に耐えうるのか。 上下線で最大約2100台に及んだ立ち往生は、体調不良などを訴えた30~60代の男女計4人が病院に搬送された。 ドライバーにとっては人ごとではない事態だが、SNS上では、携行缶でガソリンなどの燃料を補給するわけにはいかないEV車が雪で立ち往生した場合、バッテリーが上がるリスクがあるという趣旨のツイートが話題になった。 EV車の普及は近年目覚ましく、EVとプラグインハイブリッド(PHV)は世界全体で220万9831台販売されている。経済産業省は国内で販売する新車を2030年代半ばにEVやハイブリッド車(HV)など電動車
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