自動車部品のヨロズが投資会社レノ(旧村上ファンド関連)から株主提案を受けたと発表しました。 今回は、アクティビストと言われるレノがどのような提案をヨロズに行っているのか、そしてレノの反応はどうか、について確認すると共に、アクティビストについて簡単に考察しましょう。 報道内容 ヨロズ側の意見 所見 報道内容 まずは事案の概要を掴みましょう。以下日経新聞の記事を引用します。 ヨロズ、レノから株主提案 2019/5/9 日経新聞 自動車部品を手掛けるヨロズは9日、旧村上ファンド関係者が運営する投資会社レノから株主提案を受けたと発表した。レノはヨロズに対し、買収防衛策の廃止や政策保有株式の売却などを要求した。同日会見した志藤昭彦会長は「株主提案は適法性について疑義があるため、(6月に予定する)株主総会では取り上げない」と話した。 レノは14~15年ごろに共同保有分をあわせ、12%のヨロズ株を取得。