あれだよね、プロジェクトXとか、最近では日本人ちょっといい話みたいなやつでブログでもよく書かれる、職人がきっちり頑張って危機を回避した系の話ってあるじゃないですか。 今回のやつは「コデラノブログ4 : 日テレ放送事故に関する技術的考察」これ。 この事故のリカバーは、なかなか見事であった。事故から復帰した映像は、CMの途中からではなく、きちんと頭から始まっている。ループが起こった時間を計測すると、ちょうど15秒なので、スポットCMをまるごと1本飛ばして、次のCMの先頭から復帰するような緊急プログラムを動作させたのだろう。 このような判断と操作は、マスタールームを預かる技術者が手動で行なうのだが、こういう事故はそうそうあるものではないので、緊急対策を焦って余計変なことになりがちである。わずか15秒間の判断で、最善のリカバーであったと思う。 カッコイイですね。ふだん自動運転しているところに職人芸