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ブックマーク / good2nd.hatenablog.com (3)

  • 文化の需要 - good2nd

    文化と産業は排他的なわけではないが、文化を産業としてしか見ないのは問題だ、という意見を以前書きました。また、どんなにダメなものでも文化でさえあれば公的支援をするべきだ、などとは思いません。ただ、文化に対して公的な支援をする上では、それだけの価値あるものに対して行なわなければならないが、その価値は、客が入るとか入らないとかの狭い「費用対効果」で測るべきではない、と思うわけです。 …と、短絡する人(必ずいる)除けの前置きをしておいて、ちょっと前の記事なんですが。 橋下知事が「僕は学者や有識者に、需要がなくても守るべきものを守れと批判されているが、需要があろうがなかろうがお金をつぎ込むべきか」と問いかけると、「文化を費用対効果で考えるべきではない」との意見が出た。ただ、「需要がなければ消えるのが当然。弱肉強だと思う」という声もあった。 ま、無教養な橋下知事がこの調子なのはわかってることなので置

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  • マナーと迷惑と権力、または「あの人どうにかしてください」 - good2nd

    コメント欄は閉じてます。 中島義道がどこかで、電車内で流される「駆け込み乗車は危険ですのでおやめください」という漠然として誰に言ってるのかわからないような放送をやめ、たとえば「今○両目に駆け込んだ眼鏡をかけた男性、危険だからやめなさい」という具体的な指摘にすればいい、みたいなことを書いていたような記憶があって探したんだけど見つかりませんでした。記憶ちがいかな? かわりに、こんな箇所を見つけました。井の頭公園で花見の季節に「池に飛び込まないでください」などという管理放送に憤慨し、中島は管理事務所に電話します。 管理事務所のXは「一人でも池に飛び込むかぎりはやります」と絶対に讓らない。だが、Xのみを責めてばかりはいられない。善良な市民はみずからは一ミリも動かずに「お上」に向かって「ああしてくれ、こうしてくれ」とダダをこねるのである。それは -- 始末の悪いことに -- 「もっと看板を立ててくれ

    マナーと迷惑と権力、または「あの人どうにかしてください」 - good2nd
  • good2nd

    先日の虐待事件テレビで報道されるたびにチャンネルを変えていました。ニュース番組でも情報バラエティでも大きく取り上げられていて、そういう時間帯にテレビをつけているとしょっちゅうチャンネルを変える羽目に。多かったですからね。過熱ぎみだったといってもいいと思います。 もちろんネットでも、はてブでも毎日のように記事を見かけましたが、タイトルだけはどうしても目に入りますが、読まないようにしていました。ブコメも。いや最初は一つ2つ読んだかも。まあ事件のアウトラインはタイトルだけで十分わかります。 なんでこのニュースを見ない、読まないのかっていうと、見ていられないからです。つらすぎる。 別に僕自身になにか特別な背景があるわけではありません。それに、特に感受性が強いということもないと思います。それでも、自分に子どもができてからは、子どもが犠牲になった事件や事故は、痛ましくて、耳にするだけでも胸がつぶれる

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