抗うつ剤の性別ごとの有効性の違いのまとめ。 男性に良く効くのはノリトレン(三環系)、トレドミン(SNRI)。 女性に良く効くのはジェイゾロフト(SSRI)、ルジオミール(四環系)、プロザック(SSRI)、セレクサ(SSRI)、MAO疎害薬ということになる。 性差にあまり関係がないのはデプロメール(SSRI)、パキシル(SSRI)、エフェクサー(SNRI)、シンバルタ(SNRI)、 エドロナックス(四環系)、トフラニール、(三環系)、トリプタノール(三環系)、ウェルブトリン(DARI) 太字の4つの薬剤はよく使われるので、投薬の際には、多少参考になるかもしれない。森下茂『抗うつ薬の選び方と用い方 その実際』の第4章を要約するとだいたいこうなる。 まずは、日本で保健適応可能な薬剤から。該当文献は下記のものである。 Morishita S. Kinoshiia T. Arita S. Gende
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