この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。 © 2018 MARVEL 死の象徴デスから、全宇宙の均衡へ 『インフィニティ・ガントレット』でサノスが宇宙の半分を消滅させるのは、なんと求愛のためだ。死の女神…もはや死そのものが具象化した存在であるデスの気を惹くため、サノスはインフィニティ・ガントレットの力で宇宙に脅威をもたらすのである。サノスとデスの関係はコミックで繰り返し語られており、オリジン・ストーリーを扱った『サノス・ライジング』(小学館集英社プロダクション刊)でも丹念に描かれている。 しかし『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』において、デスの存在はまったく姿を見せない。『マイティ・ソー バト