ブックマーク / diary.uedakeita.net (12)

  • aikoとゴリラの雪どけ - 真顔日記

    ゴリラの問題は終わったと思っていた。それは過去のことだったはずだ。aikoとゴリラの綱引きは終った。私はもはやaikoとなった。それでよかったはずだ。しかし今ふたたび、ゴリラが問題としてせりあがってきている。aikoとゴリラの綱引きは終っていなかった。 だが、このブログにおけるゴリラにせよ、aikoにせよ、特殊な用語になっているのは事実だ。それは一般的な意味合いからかけ離れている。混乱を避けるためにも、まずは整理しておいたほうがよいだろう。 数年前、「aikoとゴリラの綱引き」という文を書いた。それをaikoの勝利に終わらせた。これが当時の結論だった。「ゴリラとしてふるまえ」という社会からの要求によってゴリラのように振るまっていた男がいて(ハリボテとしてのゴリラ)、その男が自己の内側に、背の低い女としてのaikoを発見する。その発見によって、ゴリラ的なものとaiko的なものの葛藤が起こる(

    aikoとゴリラの雪どけ - 真顔日記
    hariopip
    hariopip 2019/03/05
    この筆者以外が書いてたら通報案件であるが、全く問題なく読めるし理解できるし通常運転である。春が来るんだな位の話。"aikoとゴリラの綱引きは終った。私はもはやaikoとなった。"
  • 自称aikoのどうしようもなさ - 真顔日記

    あいかわらずaikoを聴いている。 というか、この書き出しはもはやこの日記において、「あいかわらず酸素を吸っている」くらいの意味にしかならない気もするが、あいかわらず聴いている。何度聴いても、自分のことを歌っているとしか思えない。私の中にはaikoがいる。 はじめのうち、自己の内側にaikoを感じることは特殊な体験のように思えるが、やがて慣れて気にならなくなる。すると自分がaikoであることはただの常識になる。一月の次に二月が来るように、私の中にはaikoがいる。だからこの日記でも当然のように、俺はaikoだ、俺はaikoだと繰り返してきた。 しかし、人に会うとだめだ。 先日、ブログを読んでいる知人に、「上田さんは自称aikoですもんね」と言われた。ひさしぶりに客観的な立場から自分を見た。これはやばい。自称アイドルや自称クリエイターと比べても、自称aikoのやばさは飛び抜けている。だって自

    自称aikoのどうしようもなさ - 真顔日記
    hariopip
    hariopip 2018/04/23
    文章力と狂気の融合。読みやすく自分らしさが出てる良い文章に乗せて紡がれる圧倒的執着、信仰、狂気
  • かわいいは作れるけど作れない - 真顔日記

    去年の秋、近所の並木道を歩いていた。すると木の葉が落ちてきた。しかし私は気づかずに、しばらく頭に木の葉をのせたまま歩いてしまった。 その結果、化け忘れたきつねみたいになっていたんだが、あのときの自分、異常にかわいかったんじゃないか。三十すぎた男の言うことじゃないが、頭に木の葉をのせたまま歩いちゃう俺、超かわいいと思う。 もしも女の子の頭に木の葉が落ちてくる瞬間を目撃したら、それだけで好きになってしまいそうだ。たとえば対面でカフェテラスに座っていて、向こうはうれしそうに何かを話していて、その頭にひらりと木の葉が落ちてくる。その一瞬だけで恋に落ちる自信がある。その後、木の葉に気づいた女の子が、照れながら自分と視線を合わせれば最高だ。私は空を見上げて、太陽に「ありがとうッ!」と言う。なんとなく、いちばん巨大なものに感謝したいので。 大学生の頃、彼女が部屋に泊まりにきた。真夏の夜だった。私たちは二

    かわいいは作れるけど作れない - 真顔日記
    hariopip
    hariopip 2018/02/09
    出だしからaikoを匂わせ、焦らしてからの怒涛のaiko。パニック、ホラー映画の構成。最後のモノローグは圧巻"aikoへと向かう強い流れを感じる/aikoという思想のひとつの受肉としての私は、断固として言わなければならない"
  • aikoを聴きすぎると人はどうなるのか? - 真顔日記

    去年はaikoを聴き続けた一年だった。今年も聴き続ける一年になるのだろう。 日常的にaikoを聴いていると、世界の見え方が変わりはじめる。aikoの歌詞世界をもとに世の事象を眺めるようになる。さっきも地下鉄のホームでカップルが見つめあっているのを見て、「いやいやaikoじゃないんだから」と思っていた。しかし、これは自分のほうがおかしい。aikoじゃないんだからも何も、実際にあれはaikoじゃない。aikoとして認識するハードルが下がりすぎている。 先日、aiboに関するネットニュースを見て、反射的にaikoと読み間違えた。同じように間違えた人はけっこういるようだった。なので私のような人間は、そりゃ間違える。むしろ間違えないほうがおかしい。間違えたことを誇りにすら思う。aiboとaikoを簡単に見分けられるような男にはなりたくない。そのときはヘッドホンを置いて、aikoを聴くことから引退する

    aikoを聴きすぎると人はどうなるのか? - 真顔日記
    hariopip
    hariopip 2018/01/09
    aikoを通して世界を認知する症例の記録。人類が電脳世界に進出する際に参考文献として参照される予定。
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/12/19/171456

    http://diary.uedakeita.net/entry/2016/12/19/171456
    hariopip
    hariopip 2017/03/07
    サルとかゴリラ的なやつも好き
  • マクドナルドのむきだしのポジティブに照れる - 真顔日記

    昔、マクドナルドで妙なキャンペーンをしていたことがあった。 それぞれの店員の名札に紙がくっついており、「私がマクドナルドで見つけたもの」と書かれている。それぞれの店員の手書きの文字で「仲間を思いやる気持ち!」とか、「お客様の笑顔!」と書いてある。「いっしょうけんめい頑張ること!」とか「まごころ」とか。 これに私は赤面したというか、「いや、まあ、いいんだけど……」としか言いようのない気持ちになった。「いや、うん、いいんだけど、いいんだけどさ……」と。 バイトを通じて仲間を思いやる気持ちを手に入れる。良い。客の笑顔を見ると自分も嬉しくなる。なにひとつ問題ない。しかしやはり、ここまであからさまに、むきだしの、怒張したポジティブを見せつけられると、ちょっと照れる。 夏目漱石がアイラブユーを「今夜は月がきれいですね」と訳したなんて逸話があるが、ここは私も漱石に同意したい。どんなに前向きで素晴らしい言

    マクドナルドのむきだしのポジティブに照れる - 真顔日記
    hariopip
    hariopip 2016/12/13
    この才能に、編集者付けて、売文しろというのは、ポジハラ(ポジティブハラスメント)にあたるか?
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2011/04/09/040406

    hariopip
    hariopip 2016/12/13
    才能を無駄に使いすぎ感ある
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2010/09/17/150917

    http://diary.uedakeita.net/entry/2010/09/17/150917
    hariopip
    hariopip 2016/12/13
    国語の教科書に載せても良いレベルのサービスとテクニック。
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/12/13/051753

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    hariopip
    hariopip 2016/12/13
    突然隣のおっさんが自分の想いに沿った曲紹介するのはaikoの曲っぽくはないので、行動しなかったのは正しい気もする。このエントリがその女性とaikoに届くことを願うが、届かないのがaiko的であるとも思う
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/11/29/002732

    http://diary.uedakeita.net/entry/2016/11/29/002732
    hariopip
    hariopip 2016/11/29
    麻生久美子がモデルじゃなかったら、「何これ。馬鹿じゃない」以上の感想は出てこないが、麻生久美子だったら「何これ。馬鹿じゃない。もっとやれ」ってなる
  • スラムダンクの深津をほめるおじさんについて - 真顔日記

    スラムダンクの深津をほめるおじさんについて書きたい。 そのためには、まずスラムダンクの説明をしなければいけないが、これはまあいいだろう。九十年代を代表するバスケ漫画である。読んだことのない人も題名くらいは知っていると思います。 次に深津である。これは少し説明が必要かもしれない。湘北高校が物語の最後で対戦する相手、山王工業のキャプテンだ。 深津は作中で一度も笑顔を見せない。徹底的にクールなキャラクターとして描かれている。ちなみに語尾は「ピョン」。このへんは作者のバランス感覚だろう。どこかに隙を作らないと怖すぎると思ったのではないか。 これくらいで準備はいいだろう。ということで、今回の主題である「スラムダンクの深津をほめるおじさん」の話だ。これは作中に少しだけ登場するキャラクターなのである。画像を引用しておこう。完全版20巻52ページ。 「深津だ。いつも黒子役に徹する深津のパスがあっての山王工

    スラムダンクの深津をほめるおじさんについて - 真顔日記
    hariopip
    hariopip 2016/07/28
    このフラクタルな言及からのニーチェ最高"あれだけ語りどころのあるスラムダンクで、深津をほめるおじさんに言及するということ自体が、ものすごく深津をほめるおじさん的な行為"
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    hariopip
    hariopip 2015/06/17
    "歌うのォ~、好きなんだろォ~ウ"は脳内再生余裕。寝言は"夢じゃない(中略)悲しみを知り独りで泣きましょうそして輝くウルトラソウル"の"ソウッ"なんで"夢じゃん"って突っ込むし、慰めてくれてるのかと胸熱。稲葉最高
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