3月8日、仮想通貨取引所コインチェック(東京都渋谷区)は午後、流出した仮想通貨NEMの補償を来週中をめどに実施すると発表した。写真は都内で会見した和田晃一良・コインチェック社長(2018年 ロイター/Issei Kato) [東京 8日 ロイター] - 仮想通貨取引所コインチェック(東京都渋谷区)は8日午後、流出した仮想通貨NEMの補償を来週中をめどに実施すると発表した。安全性などの確認がとれた仮想通貨から順に、一部のサービスも来週中をめどに再開するとした。 金融庁は8日、コインチェックに対し、2度目の業務改善命令を出した。1回目の処分では、システムの安全管理に軸を置いたが、今回は同社の経営体制が機能していないことに重心を置き、経営体制の抜本的な見直しを求めた。