■ アーティスト・トーク ■ 会場にて、制作のことなど 作家ご自身に語っていただきます。 7月1日(金) 18時~19時 先着順、入場無料 (終了しています) 下道さんは1978年生まれの写真家です。畑の中に忽然と聳え立つ6階建てのコンクリートの廃墟、あるいは海岸際に今にも崩れ落ちそうな細長い窓のひとつだけある建物、道を跨ぐコンクリートの大きな弓形の屋根、往来の少ない広大な舗装道路など、日常風景の中に存在する不思議な建築物の光景を撮影しています。道を跨いだコンクリートの弓形の屋根は、長年緑に覆われて古墳のようであったり、雨を凌ぐ近所の住民の荷物置き場に使われていたり、秘密基地になって子供が遊んでいたりします。巨大な野外彫刻か、壮大な「超芸術トマソン」、路上観察学のモチーフのような不思議な光景です。 下道さんがこうした風景に出逢ったのは、ある時バイトの途中の公園で見つけたコンクリート2階建て