著名人、メディア、一般の人々までもがブリトニーに「謝罪」。新作ドキュメンタリーを発端に巻き起こる、「2000年代文化の反省」 今、アメリカで「2000年代文化の反省」の動きが巻き起こっている。それを引き起こした存在は、豪華絢爛なミレニアム・ポップカルチャーの象徴たる歌手、ブリトニー・スピアーズである。 世紀末、ティーンエイジャーとして発表したデビューアルバムを2700万枚以上売り上げ「プリンセス・オブ・ポップ」となった彼女は、並みいるスターの中でも特別な存在だった。大衆を熱狂させる魅力が抜きん出ていたのだ。カリスマ性と親しみやすさを兼ね備えるその姿はアメリカンドリームの象徴でもあったし、なにより、カトリック学校を舞台とするデビュー曲“...Baby One More Time”のMVが示した「敬虔深き清純さを持ちながらも好戦的に性表現を行う少女」という像は、当時のアメリカ、とくに白人層の理
![米で起こる「反省」の潮流 今、なぜ人々はブリトニーに謝罪を? | CINRA](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3ba05c07dc0f6545b94295b4243ae1f02448342f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fformer-cdn.cinra.net%2Fuploads%2Fimg%2Fcolumn%2F202103-britneyspears_gtmnmcl_l_full.jpg)